平岡皮膚科スキンケアクリニックでは、アレルギー科として花粉症の治療を行っております。
花粉症の代表的なアレルギー症状としては、鼻水・鼻詰まり・くしゃみ・目のかゆみなどがあります。
スギ・ヒノキ・ブタクサ・ヨモギなど反応する花粉はさまざまですが、実はそういった時期に顔などが痒くなる「花粉皮膚炎」という皮膚疾患をご存知でしょうか。
花粉皮膚炎はスギ花粉の飛散する 2月から4月、ブタクサ、ヨモギ花粉の飛散する 10月から12月、北海道ではシラカバ花粉が飛散する4月から5月に発症します。
最も多いのはアトピー性皮膚炎の方で、約 30%が花粉皮膚炎を起こすと言われています。
アトピー性皮膚炎でない方は、春先もしくは秋に生じ、他の季節には発症しないことや眼の周りのむくみ、首の発赤や痒みを生じやすいことが特徴として挙げられます。
予防方法としては、マスクやマフラー、目薬、ワセリンなどを使って、花粉が直接皮膚に接触しないようにすること、外出後はシャワーなどでよく顔、首、頭を洗うことなどです。また、外に干したシーツや衣類にも花粉はつくため、直接肌に触れるものは家の中で干すようにすることも大切です。