軸の長さ6mmのスタンダードタイプでは耳たぶとピアスの間に余裕がなく、トラブルを引き起こすおそれがあります。 | 軸の長さ8mmのロングタイプでは耳たぶとピアスの間に余裕が生まれ、アフターケアが容易となりトラブルを防ぎます。 |
ピアスホールをしっかりと完成させるためには、アクセサリーピアスよりも軸の太い16ゲージ(1.2mm)を選ぶ必要があります。軟骨などの硬い部分には、より太い14ゲージ(1.6mm)が適しています。
医療用ステンレス製や純金処理されたものなど、安全性の高い素材を選ぶことも重要です。肌の弱い方や金属アレルギーがご心配な方は、チタン製や樹脂製を選びましょう。
ピアスをしたい人は当然ながらピアスホールを作らなければなりません。ホールのない耳に初めてピアスをつけることをピアッシングと言います。ピアッシング直後のホールは単なる傷ですから、ピアスを外すとすぐに塞がってしまいます。
1ヶ月位ピアスを外さないでいると、ホールの中が皮膚で覆われ、外しても塞がらなくなります。トラブルを起こさずにホールが完成するかどうかは、最初にどのようなピアスをつけるかによります。
ピアッシングに用いる専用ピアスのことをスタッド(STUDS)と言います。普通のピアスと違ってスタッドには単なるアクセサリーではなく、ホールを作るための医療用具として完全滅菌されてパッケージに入っており、注射器の注射針と同じように厚生省の認可を受けています。
身につけているアクセサリーなどから汗などの作用で溶け出した金属イオンが体内に入り、免疫の働きで 異物として記憶され、次に同じ金属が接触したときに皮膚がかぶれたり炎症を起こしたりする一種の拒絶反応を金属アレルギーと言います。
ニッケルやコバルトは溶けやすいのでアレルギーを起こしやすく純金やチタンは起こしにくいと言われています。
耳の厚さとピアスの長さが合っていなかったり、アフターケアが間違っていたり、ピアスを入れるときに 方向を間違ったり、タオルやブラシでピアスを引っかけたり、色々な理由で炎症が起きてホールの完成が遅れると、ピアスの中に含まれている金属が溶けだし、 最初は金属アレルギーがなかった人でも金属アレルギーになってしまいます。
誕生石を中心に20種類以上のスタッドを用意しております。
耳たぶへのピアッシングにはピアスガンを使用しております。
① まず、ピアスの穴の位置を決めて頂きます。
どこに穴をあけるのかはそれぞれ好みがありますので、
鏡で確認しながらご希望の部位に印を付けていただきます。
② 医師が確認して、ピアッシングを行います。
③ スタッフよりアフターケアについて説明があります。
※18歳以上の方は保護者の同意はいりません。
耳たぶが薄い場合は4週間ほど、厚い場合や軟骨などは6週間ほど次のようにケアを行ってください。
①入浴前に後ろの隙間(キャッチ側)にジェルを滴下。
②ピアスを前方にずらして前にできた隙間(ピアスの頭側)にジェルを滴下。
③前後に数回ずらし、最後には隙間を後ろにして正しい位置に戻す。
④ジェルがついたまま洗髪し、最後にシャンプーなどと一緒にジェルを洗い流す。
⑤乾いた綿棒でピアスの水滴を拭う。
スポーツなどで汗をかいたときも同様に行ってください。
*ジェルをつけることによって前後に動かしやすくなり、ホール内にジェルが行き渡ります。(必要なのはホール内の消毒です)
*前後についたジェルが、シャンプーなどホール内への侵入を防ぎます。
ピアッシングから4~6週間たつとホールが完成し、ファーストピアスを外せる状態になります。簡単に外れてしまわないよう、ファーストピアスのキャッチは固く設計されています。手が滑らないようティッシュなどを使い、ピアス頭部とキャッチをしっかり掴んで外してください。外しにくい場合は、眉用ハサミなどの先端をキャッチの輪に差し込んで広げると緩めることが出来ます。ピアスを外した耳をティッシュで強めにつまみ、分泌物が不着しなければホールの完成です。
ピアスを外したばかりのホールはとてもデリケートで、傷つけてトラブルを起こさないよう注意が必要です。
・睡眠時に枕などで圧迫しない
・耳を締め付けるほどキャッチを押し込まない
・タオルやブラシ、髪の毛などを引っ掛けない
・ピアスを着けるときは先端にジェルを塗ってすべりを良くする
アクセサリーピアスの軸は約0.6mmと細く、出し入れの際に開けたばかりのホールを傷つけてしまうことがあります。キャッチも留める力が弱い小さなものが一般的で、落とさないようにと奥へ押し込むと耳を締めすぎてしまい、トラブルにつながります。ホールが完成した後でも慣れるまではファーストピアスを入れておくか、ファーストピアスに似て軸が太くキャッチのしっかりしたセカンドピアスを選びましょう。
軟骨への施術にはピアッサーを使用します。
■ヘリックス
■トラガス
軸の太さが1.6mm(14ゲージ)、有効軸長がヘリックスでは8㎜、トラガスでは6㎜のものを使用しております。
2週間くらいすると、同じ太さの滅菌されたリングピアスに交換することもできます。
慣れていないので誰かに手伝ってもらいましょう。
※ 施術は局所麻酔下に行います。
「バーベルタイプ」と、「ニードルタイプ」の2種類があります。
■バーベルタイプ
■ニードルタイプ
ファーストピアスは軸の太さが1.6mm(14ゲージ)、有効軸長は12mmです。
ピアッシング後は専用のジェルを使用しピアスホールが完成するまでアフターケアを行なってください。
※ 施術は局所麻酔下に行います。
初診料、再診料はかかりません | |
両耳 | 6,600円 |
片耳 | 4,400円 |
軟骨(ヘリックス) | 6,600円 |
軟骨(トラガス) | 8,800円 |
ヘソ | 9,900円 |